外壁塗装で二度塗りはダメ!?三度塗りが基本といわれる理由は?

公開日:2021/11/01   最終更新日:2021/11/26


外壁塗装は三度塗りが基本です。理由としては、塗装を美しい仕上がりにし、長持ちさせるため。二度塗りではサイディングなど、下地を守ることができないのです。しかし、二度塗りで済ましてしまう業者は少なくありません。ここでは三度塗りについての詳しい説明と、二度塗りなどで済ます悪質な業者の見分け方をお教えします。

塗装は三度塗りが基本!

外壁を再塗装する場合、三回塗装を重ねます。三回の塗装はそれぞれ下塗り・中塗り・上塗りと呼ばれており、きれいに仕上げるだけでなく、いずれも塗装を長持ちさせるのに欠かせない工程です。

■下塗りとは?

外壁についた汚れやコケなどを「高圧洗浄」で落とし、ヒビ割れや劣化したコーキングを「下地調整」で補修したら「下塗り」の工程に入ります。下塗りに使われるのは、シーラーと呼ばれる塗料で、用いることで中塗り・上塗りの塗料がしっかりと定着します。

■中塗り・上塗りとは?

下塗りの上に、中塗り・上塗りと塗装を二回重ねることで、厚みのある塗料の膜(塗膜)を作ります。中塗り・上塗りともに同じ塗料を使うのが一般的です。外壁塗装の役割は、下地を雨や風、紫外線などから守るためですが、充分な厚みの塗膜がなければ、下地を長期間守ることができません。またムラなくきれいに仕上げるためにも、シーラーでできた塗膜の上に、塗料を二回重ねることは欠かせないのです。

二度塗りではダメな理由

三度塗りはいわば、外壁塗装の基本です。しかし、三度塗りを行うことを強調する業者が多いのはなぜでしょう?理由は外壁塗装の基本を守らない業者が見受けられるから。見積りの安さだけで勝負するような業者は、二度塗りで終わらせるケースが多いようです。

■二度塗りで終わらせると?

できる塗膜が薄いので塗装が長持ちせず、早々に下地を守ることができなくなります。色あせも起きやすいので、見た目も悪くなってしまうでしょう。「塗膜が○年間持つと聞いていたのに!」と、塗料のメーカーにクレームを付けても意味がありません。なぜなら大抵の塗料は三度塗りを前提に耐用年数を出しているからです。業者がメーカー推奨の塗装方法を守っていないのですから、メーカーが取り合ってくれるはずもありません。

二度塗りを避けるには?

長持ちする外壁塗装のために、二度塗りで終わらせるような業者は避けなくてはなりません。悪質な業者の見分け方は、以下のとおりです。

■見積りが安すぎる

外壁塗装の工程は、本来ならどの業者がやっても同じです。ならば見積りが飛び抜けて安い業者は、何らかの工程をはぶいている可能性があります。三度塗りを行っていないのかもしれません。見積りが高い業者ほどよいとはいいませんが、安すぎる業者は要注意です。

■返答が適当である

見積りが安すぎる業者を見つけたら「何度塗りしてくれるの?」と、口頭でたずねて見てください。「二度塗りで充分な塗料を使います」とか、適当さを感じる返答をするなら、その業者には依頼するのは避けましょう。二度塗りで充分という外壁用の塗料など、現在は開発されていません。

■会社が地元にない

外壁塗装が二度塗りで行われていても、完成直後はきれいに仕上がります。手抜き工事の弊害が出てくるのは数年後なので、その時にクレームをつけようと思ったら会社がなくなっていた、なんてこともあり得るでしょう。しっかりとした事務所を構えているような業者なら、逃げ隠れできないでしょうから、外壁塗装は地元の業者に依頼するべきです。また社歴をチェックするのも、悪質な業者を見分けるよい方法。長い間、塗装業を営んでいることは、誠実な仕事を積み重ねてきた証でもあるからです。

■自社保証を行っていない

期間中なら不具合を無料で直すといった、自社保証を行っていない業者は、誠実な仕事を行うとしても安心感で劣ります。どうせなら、自社保証を行っている業者を選びましょう。自社保証ができるというのは、仕事への責任感と自信のあらわれと考えられるからです。

「塗り回数が多ければ多いほどいい」は間違い?

悪質な業者は、塗り回数が少ないという話をしましたが、近年では逆に塗り回数を多くすることで、料金の上乗せを狙う業者もあるようです。「三度塗りが基本なら、四度塗ったほうがさらによいはず」と考えるかもしれませんが、それは間違いです。

塗りの回数は塗料の性能を発揮するために、メーカーが指定するもの。三度塗りを行う理由は、ほとんどの塗料で三度塗りが推奨されているからであり、回数を重ねればよいというものではないのです。ただし下地の状態や塗装する箇所によっては、回数を重ねることを提案されることは、ゼロではありません。その場合は明確な理由があるはずですから、遠慮せずに業者に質問してみましょう。

 

外壁塗装で手を抜かれないために、見積りを比較することは大切です。高すぎる業者は避けるのは当然として、安すぎる業者にも注意しなくてはならなりません。そのためには複数の業者、できれば3社以上の見積りが必要になるのですが、北九州にはこの当サイトに掲載されているところを含め、優秀な業者は多数あります。少々面倒かもしれませんが、長持ちする外壁塗装のためです。3社以上の相見積りに、ぜひ挑戦してください。

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