どうやって決めればいい?付帯部と外壁の色の最適な組み合わせ方!

公開日:2021/12/15   最終更新日:2021/12/09

外壁塗装を依頼する際、屋根・外壁の他に付帯部という箇所があります。簡単にいえば、屋根や外壁以外の部位を指していて、雨どいやひさし、軒天、鼻隠し、破風板などを指しています。実はこの付帯部の色、外観を左右する重要な部分となっているのです。今回は、あまり知らない付帯部について一緒に学んでいきましょう。

あまり重視されていない付帯部の色

付帯部という部位自体、あまり知られていないからかもしれませんが、外壁塗装において付帯部を重視しないという人は、なかなか多いです。色以前の問題で、塗装する必要があるのか、疑問に思う人もいます。

ただ、付帯部も太陽光や雨に晒されてどんどん劣化していきます。それが原因で、雨漏りを引き起こすこともありますので、家を長持ちさせるためにも重要な行程なのです。

「また後で必要になった時にやればいいや」という気持ちも分かりますが、外壁や屋根だけ綺麗に塗られていると、劣化した付帯部とのギャップがよく見えてしまい、かなりちぐはぐな印象を生んでしまいます。

さらに、後から付帯部だけ塗装ということになると、足場を2回組むことになります。1回組むだけでも数十万かかるものですから、いっぺんに済ませておけばかなりの節約ができますよね。他の作業の合間にうまく付帯部の塗装も組み込んでもらえて、余計に人件費がかかることがないのもメリットです。

屋根・外壁とのバランスを考えて、違和感のない色で塗装しておくことは、節約にもなり、かつ後々家をよい状態に保つためにも、必要なステップだと考えましょう。

付帯部ってどんな色にすればいいの?

では、どのような色がよいのか、部位ごとに具体的に見ていきましょう。

雨どい

屋根に落ちた雨水は、雨樋を通って下水もしくは地上に排水されています。外からもよく見える箇所にありますので、その分汚れや劣化があれば目立ってしまいます。

そのため、外壁と同じタイミングでの塗り替え、そして外壁と同じ色もしくは同じ系統の色にしておくとよいといわれています。ただ、ひび割れなどがある場合には、塗装だけでは補えないこともあります。部品交換も相談してみてください。

ひさし

軒と間違えられやすいですが、軒は屋根から少し出ている端の部分を指し、庇は窓や出入口の上に付いているものです。主に日差しや雨を防ぐという用途があります。屋根と続いている部位ではありませんが、屋根に近いということもあり、屋根と同じような色でまとめておくのがおすすめです。

軒天

軒天というのは、外壁から飛び出している天井の部分を指します。軒下から上を見た時に見える部位です。ここは、外壁よりも薄めの色を選ぶとよいです。

というのも、どうしても影になってしまう部分なので、色が明るく見えないのです。無難な色として白が選ばれやすいので、もし迷うようであれば白で検討してみてください。ちなみにシミがあるようであれば、雨漏りの疑いもあります。塗装ではなく、張り替えが必要になるかもしれません。

破風板・鼻隠

どちらも、屋根のすぐ下に付いているもので、横から来る雨風から屋根を守る役割をしています。屋根の端で雨風の侵入を防いでいるので、反対にいえば、ここが劣化していると雨漏りの可能性が高くなってしまいます。メンテナンスはしっかり行いましょう。

屋根の三角形になっている部分に付いているのを破風板といい、雨どいを支えるように付いているのを鼻隠しといいます。場所は違いますが、屋根にくっついているということは変わりませんので、屋根との兼ね合いで色を選ぶとよいです。

同系色にしておくのが定番ではありますが、指し色として屋根とは違う色を選ぶ人もいます。気になる人は、挑戦してみてください。

付帯部塗装で家のイメージが大きく変わる!

家の塗装というと、あまり身近ではないので想像しづらいですが、洋服で考えてみると分かりやすいかもしれません。上下真っ白な洋服に、黒いベルトなどを挟むと、全体が引き締まった感じがしますよね。反対に真っ黒な洋服に白いベルトをつけてみると、柔らかな印象を生まないでしょうか。

家の塗装も同じことなのです。各付帯部のところでおすすめしたように、同系色でまとめるのは確かに上手なやり方で、失敗もしづらいです。ただ、外観に投影したい印象があるのであれば、付帯部の色を変えることで、うまく調整できます。

カラーシミュレーションなどは、納得いくまでされるとよいでしょう。また、屋根・外壁と付帯部で使う塗料についてですが、なるべく同じ品質のものを使うのがおすすめです。外観イメージも揃いやすいですし、塗り替えの時期もだいたい同じにできるからです。こういったことも視野に入れて、付帯部塗装を選んでみてください。

 

大事な家を守るためにも、付帯部の塗装は重要です。今回は、無難な色の選び方について多くご紹介していますが、もちろんお好きなように選んで問題ありません。ショールームなども利用しつつ付帯部の色にこだわって、イメージどおりの外観を目指していきましょう。

おすすめ関連記事

SEARCH

READ MORE

家のメンテナンスの中でも見逃せないのが、外壁塗装です。一見傷んでいないように見える外壁も、時とともに必ず劣化していきます。しかし、見た目が変わらないとなかなか外壁塗装をしようという気になれな

続きを読む

外壁塗装は、10年に一度の塗り替えが目安です。そして、そのたびに高額な費用がかかってしまいます。そのため、外壁塗装が必要だとわかっていても、費用面で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。今

続きを読む

家のメンテナンスの中でも欠かせない外壁塗装。定期的に外壁塗装をすることで、より長く、大切な家に暮らせます。しかしそんな外壁塗装を施工するとき、トラブルが起きることも珍しくありません。この記事

続きを読む

外壁塗装を検討したら、最初に迷うのが業者選びでしょう。どの業者に依頼すればよいか分からず、話が進まない人もいるのではないでしょうか。この記事では、悪質な外壁塗装業者の特徴を紹介します。騙され

続きを読む

マイホームを購入して数年経つと、外壁の劣化が気になる人も多いでしょう。しかし、業者選びに迷ったり費用が高額だったりして、塗装工事をためらう人もいるのではないでしょうか。この記事では、外壁塗装

続きを読む

外壁塗装にかかる費用は決して安くありません。外壁の劣化具合が気になっていても、費用面が気になって業者に依頼できない人もいるでしょう。この記事では、外壁塗装にかかる費用を安く抑えるテクニックに

続きを読む

外壁塗装工事を考えた時、まず業者に見積りを依頼しますよね。この見積りを出してもらうのに、現地調査が必要なことを知っているでしょうか。この過程を経なければ、正しい見積りは出ないものと考えてよい

続きを読む

外壁塗装は、一般的に10年に1回すればよいといわれています。つまり、10年は同じ壁を見て過ごさなければいけないわけで、色選びには確かに悩んでしまいます。どのような選び方をすれば、向こう10年

続きを読む

クーリング・オフと聞いてイメージしがちなのは、無理やり買わされた物を返品するというケースかもしれません。しかし、クーリング・オフは外壁塗装にも制度は適用されるのです。自分に不利な契約をしてし

続きを読む

外装塗装業者に限らず、なんでも価格を比較するのは当たり前のことです。ただ、安いという理由だけで飛びついてしまうと、比例して工事のクオリティも低いことがままあります。どうして外壁塗装は、価格だ

続きを読む